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表面に不純物が少しでも付着したまま高温で使用しますと失透が発生、成長しクラックに到り、寿命が著しく低下します。 |
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直接素手で取り扱わないで下さい。
製品を保存して置く時は、ビニール袋などで包装し、汚れやほこりが付かないようにしてください。
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有機質の汚れを落とす場合は、一般にエタノールでの拭き取りを、無機質の汚れを落とす場合は 一般に5〜10%程度のフッ化水素酸に数分間浸漬することをお勧めします。その後、純水で十分洗浄し、よく乾燥してください。 |
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光学製品の洗浄には、フッ素系溶液やpH9以上の強アルカリ溶液の使用は控えてください。透光面表面の劣化・透過率の低下を招き、製品自体の寿命を縮めることになります。 |
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石英ガラスは、耐熱性に優れ、1000℃での使用も可能ですが、1100℃以上の使用では、自重、外部加重、圧力差等により次第に変形することがあります。使用状況、石英ガラスの種類等を考慮した支持方法をご工夫下さい。 |
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石英ガラスの熱膨張係数が非常に小さいため、普通ガラスに比べ 十数倍も急激な温度変化に耐えますが、熱伝導率が小さいため、製品の肉厚が厚くなると肉厚中の極端な温度変化により、この耐熱特性も低下し、破損することがありますので、十分注意下さい。 |
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他物質と接触した状態での急激な温度変化は、他物質との熱膨張の差により、破損することがありますので、ご注意下さい。 |